三色食品群は、見た目の色ではなく、食べ物に含まれる栄養素の働きをもとに「赤」「黄」「緑」の三色に分類したものです。「赤」は、肉、魚、卵、牛乳など、主にたんぱく質を多く含み、血液や筋肉になる食品です。「黄」は、米、パン、いも類、油など、主に炭水化物や糖質を含みエネルギーのもとになる食品です。「緑」は、野菜、きのこ類、海藻類など、主にビタミン、ミネラルを多く含み、体の調子を整える食品です。「PAKU MOGU」では、体を作る「赤」、エネルギーのもとになる「黄」、体の調子を整える「緑」とお子さんにもわかりやすい言葉でも説明しています。この三色を過不足なく食べることで、栄養バランスが整う食事になります。
毎月の「PAKU MOGU」のメニューは、一週間をとおして三色食品群がバランスよくとれるように、管理栄養士が献立を作成しています。どの日の献立を見ても、「赤」「黄」「緑」の食材が使われていることがわかります。
お子さんと一緒に「お肉は何色の食べ物かな?」、「ご飯は白いけれども、「赤」「黄」「緑」のどこに入るかな?」「答えのヒントは、ご飯を食べると元気いっぱいになるよ」、「トマトは赤いけれど、「赤」の食べ物かな?」などクイズのように楽しみながら会話していると、「チーズは黄色いけれど「赤」の食べ物だよ」など、お子さん自らが、三色食品群に興味をもち、正しい分類ができるようになって、三色揃えて食べることの大切さに気付いていくことでしょう。
「PAKU MOGU」のメニューの材料名にある「赤」「黄」「緑」に分類された食材をお子さんと一緒に確認してみてはいかがでしょうか。
